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外構を直す順番。駐車場の汚れと、庭の土から手を付ける

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門扉がこすれ、駐車場に黒い筋が残り、花壇の土は固まっています。安全に関わるところから順に手を付け、夜に運転して入るときの見え方と、土に足すものを取り寄せる分まで決めました。

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門扉の下がこすれて、開けるたびに音が鳴ります。駐車場のコンクリートには黒い筋が残り、裏の花壇は土が固まって何も育ちません。

全部を一度に直す予算はありません。放っておくと悪くなる順に手を付けるしかない。今回は、どこから直すかを決めた順番を書きます。

傷みを、進むものと止まるものに分ける

外まわりの傷みは二種類あります。放っておくと進むものと、そこで止まるものです。

進むのは、水の通り道にあるものです。排水の詰まり、ひび割れ、金具のさび。ここは先に手を打ちます。

止まるのは、色あせと汚れです。見た目は悪いのですが、来年になっても同じ状態です。

自分の敷地を一周して、写真を撮ります。撮ってから分類すると、感情に引きずられません。

一周は五分で終わります。その五分をやらずに、いちばん目につく場所から直して失敗しました。

金属の柵

直す順番を決める

順番は三つで決まります。安全に関わるか、進むか、毎日目に入るか。

安全に関わるものが最優先です。段差、ぐらつく門柱、外れかけた金具。ここは費用を理由に後回しにしないでください。

次が進むもの。最後が、目に入るだけのものです。

見積もりの段階で全部を並べると、金額の大きさに驚いて何もしなくなります。三年に分ける前提で、今年やる分だけ出してもらいます。

外構工事・エクステリアの費用相場を一括見積もりで確認 は外構の工事を複数の会社にまとめて相談できる形で、同じ図面と写真を渡して比べられます。会社ごとに範囲の切り方が違うので、項目で書いてもらうと差が見えます。

見積もりを取る前に、今年の予算の上限を決めておきます。決めずに聞くと、提案のほうに引っ張られます。

駐車場は汚れと段差の両方を見る

駐車場は、汚れと段差を分けて見ます。汚れは見た目の話ですが、段差は車体に当たります。

出入りのときに底をこすっているなら、そこは高さの問題です。乗り上げる板を置くか、削るかを決めます。

夜の見え方も確かめます。運転して入るときに白線が見えないなら、線を引き直すほうが安く済みます。

車側の灯りが古いなら、そちらを替えるほうが早いこともあります。門を抜けるときの見え方が変わります。

出入りで曲がる位置に印を付けておくと、こすらなくなります。門柱の角に一本線を引くだけで足ります。

緑色に塗った板塀

土のほうを先に直す

花壇や植え込みが育たないとき、苗を替えても同じことが起きます。土が固まっているからです。

まず掘り返して、固まりをほぐします。水を撒いたときにすぐ引かないなら、そこは水が溜まっています。

そのうえで、土に足すものを決めます。土の力を引き出す、菌根菌のチカラ【生きてる肥料】 は微生物の入った国産の液体の肥料を取り寄せられる商品で、固まった土をやわらげる目的で使う人が多い。値段は容量で変わるので、面積を測ってから量を決めます。

一度に濃くしないでください。決められた薄め方を守るほうが、結果として早く戻ります。

土を直してから苗を入れると、同じ苗でも育ちます。順番を逆にした年は、二回買い直しました。

日当たりも一度測ります。朝から夕方まで、二時間おきに写真を撮るだけで足ります。育たない原因が土ではなく光だったことも、これで分かります。

雑草が生えないのは良い状態ではありません。何も生えない土は、固まっているか薬が残っているかのどちらかです。

自分でやる分を残しておく

全部を頼むと、予算がすぐ尽きます。自分でやれる分を残しておくと、その分を安全の側へ回せます。

自分でやれるのは、汚れを落とすこと、線を引き直すこと、草を抜くことです。高さと電気とコンクリートに触る作業は頼みます。

水を流せない場所でも、拭き上げる形なら十五分で終わります。駐車場の脇でそのままできます。

月に一度と決めておくと続きます。気が向いたときだけやる形にした年は、二か月で止まりました。

道具は増やさないでください。増やすほど置き場を取り、そのうち使わなくなります。

三年分の計画を一枚にする

今年の分を決めたら、来年と再来年の分も同じ紙に書きます。書いておくと、途中で気が変わっても戻れます。

書くのは三列だけ。場所、やること、だいたいの金額。細かく書くほど、その通りにならなかったときに紙を捨てたくなります。

金額は、見積もりで出た額をそのまま書きます。自分で安く見積もると、二年目で足りなくなります。

順番は動かしてかまいません。台風で傷んだ場所が出れば、そこが先になります。紙があるから、動かしたことに気づけます。

一年たったら、去年の紙と写真を並べます。直した場所と直していない場所が、はっきり分かれます。

近所で同じ工事をしている家があれば、費用の感覚を聞いておきます。同じ地域の相場がいちばん参考になります。

よくある質問

Q. どこから直すのが正解ですか

A. 安全に関わるところからです。段差やぐらつきは、費用を理由に後回しにしないでください。次が水の通り道にあるもの、最後が色あせと汚れです。

Q. 見積もりが会社ごとに大きく違います

A. 含む作業の切り方が違うことが多い。同じ図面と同じ写真を渡し、項目ごとに金額を書いてもらってください。それで比べられます。

Q. 苗を植えてもすぐ枯れます

A. 土のほうを疑ってください。水を撒いてすぐ引かないなら、固まっているか水が溜まっています。土を直してから苗を入れると同じ苗でも育ちます。

Q. 駐車場の汚れは自分で落とせますか

A. 落ちるものと落ちないものがあります。油の染みは家庭の道具では難しい。表面の汚れは自分で、染みは頼むと分けてください。染みは日がたつほど落ちにくくなるので、気づいた月のうちに手を打つほうが安く済みます。

Q. 賃貸の敷地でも直せますか

A. 持ち主に確認してからにしてください。段差やぐらつきのように安全に関わるものは、伝えれば持ち主の側で直すことも多い。自分で先に工事すると、退去のときに戻す話になります。

まとめ

敷地を一周して写真を撮り、進む傷みと止まる傷みに分けます。直す順は、安全に関わるもの、進むもの、目に入るだけのもの。今年の予算の上限を決めてから見積もりを取り、同じ図面を渡して項目で比べます。駐車場は汚れと段差を分けて見て、夜に運転して入る側からも確かめる。花壇は苗より土を先に直します。自分でやる分を残しておくと、その分を安全の側へ回せます。