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機材の入り口と出口。借りて使い、不要になったら処分する

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機材は買うところより手放すところで詰まります。短期のレンタルで持たずに済ませ、役目の終わったパソコンはデータ消去のうえで処分する。入れ替えを一年の作業として組みます。

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機材の話は、買うところばかり丁寧で、手放すところが決まっていません。

どれを買うかは何日もかけて調べるのに、役目の終わった物をどうするかは誰も考えていない。だから棚の上に、動くけれど使っていない機械が並びます。入り口と出口を同じ重さで決めておかないと、物は増える一方です。

入り口と出口を一組で考える

何かを持ち込むときは、それが要らなくなる日のことも一緒に決めます。三年後に入れ替えるのか、用事が終わったら手放すのか。

この一手間があると、置き場所が詰まりません。逆に、出口を決めずに入れた物は、決める人がいないまま何年も残ります。

決め方は簡単です。買った物の一覧に、入れた日と一緒に、次に見直す日を書いておきます。その日が来たら、続けるか手放すかだけを決めます。

見直しの日は、忙しくない月に寄せます。三月と九月のように年二回の決まった月にしておくと、忘れません。

色紙と鉛筆

そもそも持たずに済ませる

出口で困らない一番の方法は、入り口で持たないことです。年に数回しか動かない物は、そのつど借りれば置き場所も処分も要りません。

撮影の機材がその代表です。行事のたびに一式そろえたくなりますが、使うのは年に二日か三日です。

行事や記録のために一時的に要るだけなら、デジタル一眼レフ が一眼レフから周辺の機材まで日数を決めて届けてくれるので、終わったら送り返してそれで終わりです。手元に何も残らないのが利点です。

借りる費用は毎回かかります。それでも、置き場所と手放す手間、そして数年で古くなる分を考えると、年に数日しか使わない物は借りるほうが安く収まります。

使い切ってから手放すと損をする

動かなくなるまで使うのが得だと思われがちですが、機械はそうでもありません。動くうちは値が付き、止まった時点で処分の費用に変わります。

三年で入れ替えれば、いくらかは戻ってきます。七年使い切ると、引き取りにお金を払うことになります。この差は、長く使ったつもりの年数ぶんの得より大きいことがあります。

もちろん、まだ十分に使える物を早く手放す必要はありません。判断は、動きが遅くなって作業に支障が出はじめた時点です。そこが値の付く最後の時期でもあります。

クリップとペン

手放すときに一番手間なのはパソコン

家電や家具は、引き取りの手配だけで済みます。パソコンだけは、中に残っているものをどうするかという問題が付いてきます。

自治体のごみに出せない品目でもあります。決められた方法で処分する必要があり、知らずに置いておくと、そのまま何年も部屋の隅に居座ります。

不要になった一台を送るだけで済ませたいときは、パソコン無料処分サービス『送壊ゼロ』 が箱に詰めて送れば費用をかけずに引き取ってくれるので、動かなくなった機械を抱えたままにせずに片が付きます。

送る前に、記録装置のデータ消去は自分でやります。初期化の操作だけでは消えきらないことがあるので、消去用の手順を一度通しておくと安心です。

手放す順番を決める

一度に全部を出そうとすると、どれも中途半端に終わります。順番を決めると進みます。

まず、動くけれど使っていない物です。ここがいちばん値が付きます。次に、壊れている物。最後に、判断がつかない物です。

判断がつかない物は、期限を決めて箱に入れます。半年触らなかったら中身を見ずに出す、という決め方でうまくいきます。

出すときにかかる費用を先に知っておく

手放す費用は、品目によってまったく違います。ここを知らないと、片付けの当日に予定が崩れます。

小型の家電なら数百円で引き取ってもらえますが、大型のものや処理に手間のかかるものは数千円かかります。運び出しを頼めばそこに人件費が乗り、階段しかない建物ではさらに加算されることがあります。

まとめて出すほうが一点あたりは安くなります。少しずつ出していると、そのたびに基本の料金がかかり、合計では倍近くになることもあります。年に二回の見直しで一度に出す形が、費用の面でも合理的です。

売れる物と捨てる物を先に分けておくと、この費用は下がります。値の付く物を先に引き取ってもらえば、残りの量そのものが減るからです。

記録を残しておくと次が楽になる

何をいつ入れて、いつ出したか。この記録があると、次に買うときの判断が速くなります。

三年で駄目になった物と、七年もった物が分かれば、次に選ぶ基準が変わります。感覚ではなく、自分の使い方での実績で決められます。

記録は一行で足ります。品名、入れた日、出した日、そのときの値段。これ以上細かくすると続きません。

写真を一枚添えておくと、あとで思い出しやすくなります。品名だけでは、数年後にどれのことか分からなくなることがあります。

家の物にも同じ形が使える

考え方は暮らしの側でも同じです。趣味の道具、季節の家電、子どもの成長で使わなくなった物。

入れるときに出す日を決めておけば、押し入れが詰まりません。年に一度、決めた月に見直すという習慣だけで、家の中の物量は驚くほど変わります。

よくある質問

Q. まだ動く物を手放すのはもったいなくないですか

A. 動くうちのほうが値が付きます。使い切ってから出すと、引き取りに費用がかかる側に回ります。

Q. データの消去はどこまでやればいいですか

A. 初期化だけでは不十分なことがあります。消去用の手順を通すか、記録装置を取り外して別に扱ってください。

Q. 借りるほうが結局高くつきませんか

A. 年に何日使うかで決まります。三十日を超えるなら買う、数日で終わるなら借りる。この線で判断すれば大きく外しません。

Q. 見直しの日をつい忘れてしまいます

A. 予定表に入れてしまうのが確実です。決算や大掃除のような、すでにある行事にくっつけると続きます。

まとめ

物は、入り口と出口を一組にして決めると増えません。買うときに次の見直しの日を書き、年に二回だけそれを見ます。年に数日しか使わない機材は借りて済ませれば、置き場所も処分も発生しません。役目の終わったパソコンは、動くうちなら値が付き、止まってからでは費用に変わります。データ消去だけは自分でやってから送り出してください。