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遠方の行事へ出る。航空券と宿泊、車の運転と贈答の段取り

公開 ・ 更新

取引先の式や記念の行事に遠方から出るときの段取りです。航空券と宿泊の押さえ方、現地で自動車を使うかの判断、レンタルで済ませる荷物、贈答と表彰の手配までを順に決めます。

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案内状が届いたのは一か月前でした。行くと決めたのは前の週で、そのときには手ごろな便も宿も残っていませんでした。

遠くの式や行事は、行くと決めるのが遅いほど費用が跳ね上がります。ここでは、案内が来てから当日までにやることを順番に並べ、移動と宿、現地の足、荷物、贈るものの決め方までを整理します。私用の帰省や旅行でも、押さえる順番は同じです。

案内が来たら、四つだけ決める

考えることを増やさないのが、遅れないこつです。

行くか行かないか、誰が行くか、いつ発っていつ帰るか、何を贈るか。この四つだけ先に決めます。細かい手配は後から追いつきますが、この四つが決まらないと何も押さえられません。

返事の期限より一週間早く決めると決めておくと、毎回同じ速さで動けます。

迷う理由の多くは、費用が読めないことです。だから、決める前に概算だけ出してみてください。移動と宿と贈りもので、合計いくらになりそうか。数字が出れば、行くか行かないかはすぐ決まります。

水辺の花火

移動と宿を、先に押さえる

順番を間違えると、あとで高い買い物になります。

航空券と宿泊は、日が近づくほど選択肢が減ります。行くと決めた時点で、まず押さえてください。予定が動く可能性があるなら、変更のできる条件で取っておきます。変更の手数料は、取り直す差額より安いことがほとんどです。

旅費は、往復の運賃と宿泊費だけで見ないこと。空港から会場までの移動と、当日の食事まで含めて見積もると、実際に近い数字になります。

宿は、会場からの距離で選びます。安さだけで郊外に取ると、往復の移動でその差が消えます。式の前後に着替える必要があるなら、会場から歩ける範囲にしておくほうが結局は楽です。

荷物は、持つか借りるかを分ける

年に一度しか使わない荷物は、持たないという選択があります。

大きな鞄は、置き場所を取るうえに、使わない期間のほうが圧倒的に長い。家族で出かける機会が重なる時期だけ、大きさの違うものが二つ三つ要ることもあります。

必要な大きさを日数で借りられるスーツケースレンタルの【アールワイレンタル】 のような形なら、行き先と日数に合わせて選べます。買って一つ持つより、そのつど合うものを使うほうが荷造りが楽になります。

一時的にしか使わない持ち物は、ほかにもあります。式で着るもの、寒い土地で要る上着、大きな手荷物を入れる袋。どれも年に一度の出番なら、短期で借りて済ませたほうが置き場所を取りません。

現地の足を、先に決めておく

着いてから考えると、たいてい高くつきます。

会場が駅から近いなら、公共交通で足ります。郊外や、二か所を回る予定があるなら、自動車のほうが早い。人数が三人を超えると、費用の面でも運転したほうが安くなることが多いです。

運転する人を先に決めて、免許証を忘れないよう前日に確認してください。

空港の通路

旅費は、組み合わせ方で変わる

別々に取るのが当たり前とは限りません。

移動と宿を別々に押さえると、比較はしやすい代わりに合計が高くなることがあります。反対にまとめて手配すると、選べる宿は限られますが総額は下がります。どちらがよいかは、行き先と時期で変わります。

航空券と宿を組み合わせて手配できるゴルフツアーならJALで行く格安旅行のJ-TRIP(ジェイトリップ) のような形で一度見積もって、別々に取った場合と並べてみてください。二つ並べれば、どちらが得かはその場で分かります。

贈るものは、届く日から逆算する

当日に持っていくものと、送るものは違います。

会場に直接送るものは、受け取れる日時が決まっています。式の当日に届けるつもりが、前日の締切に間に合わないことがよくあります。手土産として持参するなら、当日の移動で崩れないものを選びます。

開店や就任のお祝い、表彰の席なら、電報や飾りを会場へ届ける形もあります。

弔事は、日が動きません。連絡が来た時点で、移動と贈答を同時に押さえてください。式の形式によって送るものが変わるので、分からなければ先方の案内に従います。

表彰や就任のように、事前に日が分かっているものは、逆算して一週間前に手配を終えておきます。前日に慌てて選んだものは、たいてい相手にもそう見えます。

帰ってきたら、かかった費用と時間を一枚に残します。次に同じ場所へ行くときの見積もりが、そのまま使えます。移動に何時間かかったかまで書いておくと、日程の組み方も楽になります。

誰が行くかで、費用も意味も変わる

人数を増やせば、そのぶん全部が倍になります。

顔を見せることが目的なら、一人で足りることが多い。複数で行く必要があるのは、その場で話が進む相手がいる場合だけです。人数を決めてから、移動と宿を押さえてください。

行けない場合の代わりも決めておきます。日を改めて訪ねる、贈りものだけ先に届ける。行けなかったこと自体より、何もしないことのほうが残ります。

よくある質問

Q. 何から決めますか

A. 行くか、誰が行くか、いつ発っていつ帰るか、何を贈るかの四つです。この四つが決まらないと何も押さえられません。

Q. 航空券はいつ取りますか

A. 行くと決めた時点です。予定が動く可能性があるなら、変更のできる条件で取ってください。手数料のほうが差額より安く済みます。

Q. 現地で車は要りますか

A. 会場が駅から遠い、二か所を回る、人数が三人を超える。このどれかに当たるなら、運転したほうが早くて安く済みます。

Q. 贈りものはいつ手配しますか

A. 届く日から逆算してください。会場へ直接送る場合は受け取れる日時が決まっているので、前日の締切に注意します。

Q. 何人で行きますか

A. 顔を見せることが目的なら一人で足ります。複数で行くのは、その場で話が進む相手がいる場合だけにしてください。

まとめ

遅れるほど費用が上がるので、案内が来たら四つだけ先に決めてください。行くか、誰が行くか、日程、贈るものです。航空券と宿泊は決めた時点で押さえ、変更のできる条件を選びます。年に一度しか使わない鞄は、日数で借りるほうが身軽です。会場が駅から遠いか、二か所を回るか、三人を超えるなら車を手配します。旅費は別々に取った場合とまとめた場合を並べて比べ、贈答は届く日から逆算してください。