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BUSINESS COLUMN

開通まで待てない。置くだけの回線と光回線をどう使い分けるか

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回線の工事はこちらの都合で早まりません。空白の期間に必要な台数の数え方、工事の要らない機器でしのぐ判断、固定の回線へ戻す段取りを順に書きます。

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新しい部屋の鍵を受け取ったのが月曜で、業務を始めるのは翌週の月曜です。申し込んだ光回線の開通は、いちばん早い日で二十三日後と言われました。あいだの二週間、何も決まっていませんでした。

回線の開通は、こちらの都合で早まりません。工事の枠は埋まっていて、建物の造りによっては下見からやり直しになります。ここでは、開通までの空白を置くだけの機器でしのぐ判断と、腰を据えて引く固定の回線をどう組み合わせるかを並べます。

開通日は、申し込んだ日には決まらない

まずここを誤解しないでください。

申し込みの直後に出てくるのは希望日で、確定するのは設備の調査が終わってからです。建物に配管が通っていない、既存の線が埋まっている、管理会社の許可が下りない。どれか一つで日程は動きます。

繁忙期はさらに延びます。三月と四月、そして九月は、どの地域でも枠が先に埋まります。

だから、引っ越しや開業の日程が決まった時点で、まず申し込みだけ入れてください。部屋の契約より先に動いても遅すぎるということはありません。

作業机の様子

空白の期間に、何がどれだけ要るのか

「とりあえずつながればいい」で決めると、当日に足りません。

数えるのは三つです。同時につなぐ端末の台数、その期間にオンライン会議が何回あるか、そして大きなファイルをやりとりするかどうか。会議が続くなら、上りの速さが必要になります。

見積もりが甘くなりやすいのは台数です。人数分の端末に加えて、決済の機器や印刷機まで無線でつながっていることを忘れがちです。

期間も正確に見てください。「二週間」と思っていたものが、工事の再調整で一か月に延びるのは珍しくありません。

置くだけの機器でしのぐ

工事を待たない手段は、ここに集約されます。

今週から使いたいなら、工事を伴わずに届いた日から使える個人事業主でもOK!工事不要Wi-Fi【BizAir】 を先に入れて、光の開通を待つ形にできます。電源を挿すだけで動くので、設定に人手を取られません。

弱点は、建物の中の電波の入り方に左右されることです。窓際に置けば入るが奥では細い、という差が出ます。届いた日にいちばん電波の入る場所を探し、そこを定位置にしてください。

もう一つ、契約の期間です。二週間だけのつもりが年単位の縛りになっていないかを、申し込む前に必ず確かめます。

仕事机

腰を据えるぶんは、固定の回線に戻す

しのぐ手段を、そのまま常用にしない。

長く同じ場所で仕事をするなら、後から【DTI 光】 最低利用期間も違約金もなし!! のような固定の回線に移し、置くだけの機器は予備に回すのが無駄になりません。会議の安定も、同時につないだときの余裕も、有線を土台にしたほうが確実です。

置くだけの機器は、開通後に解約せず一台残しておく価値があります。回線が止まった日に、そのまま代わりになります。

二重に払う期間は、開通の確認が取れるまでの数日で足ります。前もって解約の手続きの流れだけ調べておいてください。

引っ越しと同時に、番号のことも決める

回線だけ考えていると、電話で詰まります。

いまの番号をそのまま使えるかどうかは、移転先の場所と契約の形で変わります。使えないと分かった時点で、名刺も封筒も案内も刷り直しになります。

判断が遅れるほど費用が増える種類の問題なので、回線の申し込みと同じ日に確かめてください。

携帯で受ける形に切り替える選択肢もあります。固定の番号を持たない働き方が現実的かどうかは、取引先の層で決まります。

当座の設定を、あとで直す前提で作らない

仮の設定は、そのまま何年も残ります。

接続に使う文字列を初期値のままにしない、誰でも入れる状態で放置しない。この二つだけは、当座であっても最初にやってください。あとで直すつもりの設定は、まず直りません。

来客に貸す口を作るなら、その時点で分けておくほうが後から楽です。

費用は、二つの期間を足して比べる

しのぐ期間と、その後の期間は別々に計算します。

置くだけの機器を一か月使う費用と、固定の回線を二年使う費用。この二つを足したものが、実際に払う総額です。片方だけを見て「高い」「安い」と言っても意味がありません。

初期費用と機器の代金は、どちらの側にも付きます。合計してから比べてください。

建物の造りを、申し込む前に見ておく

同じ住所でも、部屋によって条件が違います。

見るのは三つです。壁に配管の口があるか、共用部から部屋まで線を引ける経路があるか、そして窓の向きです。窓が北側の低層階だと、置くだけの機器の入りが悪くなることがあります。

内見のときに、携帯を一台持って部屋の四隅で通信速度を測ってください。数分で終わりますし、ここで得た数字が「置くだけで足りるか」の判断材料になります。

古い建物では、共用部までしか設備が来ていないことがあります。その場合、部屋までの工事は自分で手配することになるので、費用も日数も別に見込んでください。

開通の当日に確かめること

三つだけです。

全部の端末がつながるか、部屋の奥まで届くか、そして会議の音が途切れないか。三つ目は、実際に誰かと十分つないでみないと分かりません。

問題があれば、その日のうちに窓口へ連絡してください。日をまたぐと、こちらの設定の話に流されがちです。

よくある質問

Q. 申し込みはいつ入れるべきですか。

A. 場所が決まった時点です。工事の枠は先に埋まるので、早すぎることはありません。

Q. 置くだけの機器で会議はできますか。

A. できますが、電波の入り方に左右されます。届いた日に、実際につないで音が途切れないかを確かめてください。

Q. 開通後も置くだけの機器を残す意味はありますか。

A. あります。固定の回線が止まった日に、そのまま代わりになります。予備として一台残す価値は十分あります。

Q. 電話番号は引っ越し先でも使えますか。

A. 場所と契約の形によります。使えないと名刺や封筒の刷り直しにつながるので、回線と同じ日に確かめてください。

Q. 二重に払う期間はどのくらい見ますか。

A. 開通を確認できるまでの数日で足ります。解約の手続きの流れだけ先に調べておいてください。

Q. 内見のときに何を見ればよいですか。

A. 壁の配管の口、部屋までの経路、窓の向きの三つです。携帯で四隅の通信速度を測っておくと判断が早くなります。

まとめ

開通日は申し込みの日には決まりません。場所が決まったらすぐ申し込んでください。

空白の期間に必要な台数・会議の回数・ファイルの大きさを、先に数えます。

しのぐなら置くだけの機器が早い。ただし契約の期間だけは確かめてください。

腰を据えるぶんは固定の回線に戻し、置くだけの機器は予備として残します。

回線と同じ日に、電話番号がそのまま使えるかどうかも確かめてください。