暮らしと仕事のヒント

暮らし・仕事・サービス選びに役立つ実用コラム

BUSINESS COLUMN

光回線の特典を取りこぼさない。申し込む前に確かめる四点

公開 ・ 更新

キャッシュバックは申請の期限と受け取り方で決まります。回線とプロバイダの契約先の分かれ方、開通までの空白の埋め方、通信速度の記録までを並べます。

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

引っ越しに合わせて光回線を申し込みました。キャッシュバックがあると聞いて決めたのに、開通して半年たったころ、そういえばあれはどうなったのかと思い出しました。案内のメールは受信箱の奥に沈んでいて、申請の期限はとうに過ぎていました。

回線の特典は、契約すれば自動で振り込まれるものばかりではありません。申し込みの経路、申請の時期、受け取りの方法がそれぞれ別に決まっていて、どれか一つを外すと消えます。ここでは、申し込む前に確かめる点と、開通したあとにやることを並べます。

特典は申し込んだ時点では確定しない

案内に大きく出ている金額は、条件を全部満たしたときの上限です。

多いのは、対象の料金プランに入っていること、オプションを一定期間続けること、開通から指定の月に申請すること。この三つを重ねた形です。どれか一つが抜けると、金額が下がるか、まるごと消えます。申し込む前に、三つがそれぞれ何月までなのかを紙に書き出してください。

金額の大小より、条件の少なさで選んだほうが手元に残ります。オプションを三つ付けて満額を狙うより、条件が一つだけの控えめな特典のほうが、結局は取りこぼしません。

契約先が二つに分かれていないか確かめる

光回線は、回線そのものとプロバイダで契約先が分かれていることがあります。

分かれていると、請求も二通、問い合わせ先も二か所になります。通信速度が出ないときに、どちらへ連絡すればいいのか分からなくなるのはこの形です。まとまっている契約なら、窓口も請求も一本で済みます。

回線とプロバイダをまとめて申し込める光インターネット回線のNTTフレッツ光 のような契約なら、開通の手配から毎月の支払いまで相手が一つで済みます。申し込む前に、いま使っているメールアドレスがプロバイダから配られたものかどうかだけ確かめてください。乗り換えると使えなくなります。

電卓と書類

受け取りの期限を、申し込んだ日に予定へ入れる

申請の案内は、開通から半年後や十一か月後に届くことが多くあります。

半年後の自分は、この契約のことを覚えていません。だから申し込んだその日に、予定表へ「特典の申請」と入れておきます。案内が届く月の一か月前に置くのがちょうどいい。届いた案内を見落としても、予定表のほうが鳴ります。

受け取りの方法も先に見ておいてください。指定の口座へ振り込む形か、毎月の料金から差し引く形か、電子マネーで渡す形か。口座を後から登録させる形式が、いちばん落としやすいところです。

開通までの空白をどうするか

申し込んでから使えるようになるまで、二週間から一か月半かかります。

繁忙期はもっと延びます。三月と四月は工事の予約が埋まり、二か月待ちになることもあります。在宅で仕事をする日があるなら、その空白をどう埋めるかを先に決めておかないと、開通日まで携帯の通信量で耐えることになります。

つなぎの手段は二つです。いま使っている回線の解約日を、新しい回線の開通日より後ろにずらす。もしくは、開通までの期間だけ据置型の機器を借りる。前者のほうが安く済みますが、二重の支払いが一か月ぶん出ます。

オフィスのデスクまわり

申し込みの経路によって条件が変わる

同じ回線でも、どこから申し込んだかで特典が違います。

店頭で申し込むと、その場で受け取れる代わりに金額が小さいことが多い。逆に、ウェブからの申し込みにだけ付く条件があります。WEB申し込み限定特典!【フレッツ光】 はその形で、申込フォームを通ったかどうかで対象かどうかが決まります。途中で別の案内をたどると外れてしまうので、申し込みは一度で通してください。

申し込みの控えは、画面を保存しておきます。後で「対象ではない」と言われたときに、こちらが出せるものはこれだけです。

開通したら通信速度を測って記録する

使い始めた日に一度測っておくと、後で助かります。

朝と夜、それぞれ有線と無線で測って、数字を残しておく。半年後に遅いと感じたとき、この記録があれば「もともとこうだった」のか「落ちた」のかが分かります。落ちたのなら、機器の再起動か、混み合う帯域を避ける設定で戻ることがあります。

オンライン会議が途切れる場合は、ネット環境のどこで詰まっているかを分けて見ます。相手の音だけが崩れるなら回線側、こちらの映像が止まるなら手元のWi-Fiか端末側であることが多い。切り分けてから問い合わせると、話が早く進みます。

二年目からの支払いを並べ直す

特典を含めて考えるなら、比べるのは月額ではなく二年ぶんの総額です。

一年目は割引が乗っていて安く見えます。二年目から元の金額に戻り、そこにオプションの料金が残っていると、思っていたより高い。契約したときの案内を出して、割引が切れる月と、そこから毎月いくらになるかを書き足してください。

もう一つ、機器のレンタル代を見落としがちです。回線の月額とは別に、宅内に置く機器の料金が毎月かかっていることがあります。買い取りに切り替えられる契約なら、二年以上使う前提でそちらのほうが安く済みます。明細を一度、回線・プロバイダ・機器代の三つに割ってみると、どこが重いのかが見えます。

よくある質問

Q. 特典の申請を忘れました。今からできますか。

A. 期限を過ぎていると、ほぼ受け付けてもらえません。次の契約からは、申し込んだ日に予定表へ入れる形にしてください。

Q. 金額の大きい特典を選ぶべきですか。

A. 条件の数で比べてください。オプションを重ねる形は解約の手間が増え、外し忘れると月々の支払いが残ります。

Q. 工事はどのくらい待ちますか。

A. 二週間から一か月半が目安で、三月と四月はさらに延びます。開通までの空白を先に決めておいてください。

Q. 通信速度が遅いとき、どこへ連絡しますか。

A. 回線とプロバイダが分かれていると二か所になります。契約書で契約先を確かめてから、測った数字を添えて連絡してください。

まとめ

案内の金額は上限です。条件が三つ重なっているなら、そのうちどれかは必ず落とします。

契約先が一つか二つかを、申し込む前に確かめてください。後で困るのは速度が出ないときです。

申請の予定は、申し込んだその日に入れます。半年後の自分は覚えていません。

開通までの空白は、解約日をずらすか、その期間だけ機器を借りるかで埋めます。

使い始めた日の通信速度を記録しておくと、あとで調子を疑ったときに比べられます。