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外へ持ち出すノートパソコンの選び方。重さと壊れにくさ

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持ち出す端末は据え置きと別の基準で選びます。重さの分かれ目、壊れやすい三か所、電池の見積もり、かばんと運び方、紛失に備える設定まで書いています。

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現場に持ち出していたノートパソコンの画面が割れました。かばんの中で、上から荷物を載せられていたようです。

修理の見積もりは、同じ型の中古が買えるくらいの額でした。持ち出す端末は、据え置きとは壊れ方が違います。選ぶ基準も、置いて使うものとは変えたほうがいい。

何を持ち出すかを、先に絞る

全部を持ち歩く必要はありません。

外で本当にやるのは、資料を見せる、その場でメモを取る、写真を送る、簡単な修正をする。この程度です。重い作業は帰ってからでいい。そう決めると、持ち出す端末に求める性能は一段下がり、そのぶん軽さと丈夫さに配分できます。

据え置きと持ち出し用を分けたほうが、結局は安く上がることが多い。

重さは、一・五キログラムが分かれ目

数字で見ると小さな差ですが、毎日持つと変わります。

一・二キログラムなら苦になりません。一・五を超えると、かばんの中で存在を感じます。二キログラムだと、電車の移動が苦痛になります。持ち出す頻度が週三回を超えるなら、ここに金をかける価値があります。

電源のアダプタも重さのうちです。小さいものに替えるだけで、体感がかなり変わります。

丈夫さは、三つの場所で決まる

割れるのは、だいたい決まった場所です。

天板、ちょうつがい、端子の口。天板が柔らかいと、押されて画面に跡が付きます。ちょうつがいが弱いと、二年でぐらつきます。端子の口は、抜き差しの回数が多いところから壊れます。

業務用として作られた機種は、この三か所が強く作られています。落下や圧力の試験を通していることを明記している機種もあります。持ち出す前提なら、そこを見て選んでください。

業務用の中古は、持ち出し用に向く

丈夫な機種を新品で買うと高くつきます。

法人向けに納められた業務用の端末は、数年で市場に出てきます。もともと持ち出される前提で作られているので、同じ値段の個人向けの新品より頑丈です。壊れても買い直しの負担が軽い、という点でも持ち出し用に向いています。

【ThinkPad専門店 Be-Stock】 のように業務用の機種を専門に扱っている売り場なら、同じ系統の世代違いが並ぶので、重さと丈夫さの折り合いを比べながら選べます。

並べたドライバー

電池の持ちを、現実の数字で見る

仕様に書かれた時間は、条件のよい状態での数字です。

実際には、その六割から七割と見ておいてください。八時間と書いてあれば五時間。外で電源が取れない現場なら、そこから逆算します。足りないなら、外部の電源を持つか、電池を交換できる機種を選ぶことになります。

中古を買う場合は、電池の劣化の程度を必ず確認してください。ここが表示されていない出品は避けたほうがいい。

かばんと運び方で、事故はかなり減る

端末そのものより、運び方の問題であることが多い。

硬い面のあるかばんを使ってください。上から物を載せられただけで画面が割れます。飲み物は同じ区画に入れない。この二つだけで、事故の大半は防げます。専用の袋に入れてから、かばんに入れるとさらに安全です。

車で移動するなら、座席に直接置かないでください。急ブレーキで飛びます。

外での通信手段を、決めておく

つながらない現場は、いまでもあります。

公衆の無線に頼らず、自前の手段を一つ持ってください。会社の決まりがあるならそれに従います。無い場合でも、社外から社内の仕組みへつなぐときの手順は、事前に確認しておいてください。

通信が使えない前提で、手元で完結する作業も用意しておくと、無駄足になりません。

黄色い巻き尺

紛失に備えて、先に設定しておく

外で失くす可能性は、常にあります。

入り口に鍵をかける、中身を暗号化する、失くしたときに遠隔で消せるようにする。この三つは、買った日に設定してください。あとからでは間に合いません。

大事なデータを本体に置かない、という方針も有効です。手元には必要なぶんだけ置いて、本体は入れ物として扱う。失くしたときの被害がまるで違います。

画面の大きさは、現場の明るさで決まる

小さいほど軽い、で選ぶと外で読めません。

屋外や明るい現場で使うなら、画面の明るさの数字を見てください。安い機種は暗く、日中の屋外ではほとんど見えません。光の反射を抑えた表面かどうかも効きます。逆に、屋内だけで使うなら気にしなくて構いません。

十三インチ前後が、重さと読みやすさの折り合う範囲です。それ以下は持ち歩きやすいかわりに、表を扱う作業がつらくなります。

台数と貸出の記録を、簡単に残す

複数人で持ち出すなら、誰がどれを持っているかを把握してください。

機体の番号、渡した人、渡した日、返した日。四列で足ります。表計算で構いません。返却の記録が無いと、退職した人の手元に残ったままになります。

支給する台数が増えたら、機種を統一しておくと管理が楽です。充電器も共通になります。

壊れたときの手順を、先に決めておく

現場で壊れると、その日の仕事が止まります。

代わりをどこから出すか、修理はどこへ出すか、預かりの間どうするか。この三つを先に決めておいてください。予備を一台持っておくのがいちばん確実です。

予備は最新である必要がありません。【中古パソコンショップ Be-Stock】 のように整備済みの端末を在庫で持っている売り場から一台押さえておけば、数万円で「止まらない状態」が買えます。届いたら設定だけ済ませて、年に一度起動して更新を当てておいてください。

修理に出す前に、データの控えを取る手順も決めておいてください。

よくある質問

Q. 重さはどこまで許容できますか

A. 週三回以上持つなら一・五キログラム以下にしてください。体感がまるで違います。

Q. 丈夫な機種はどう見分けますか

A. 天板、ちょうつがい、端子の口です。試験の結果を明記している機種を選んでください。

Q. 中古で持ち出し用は不安ですか

A. 業務用として作られた機種なら向いています。電池の劣化だけ確かめてください。

Q. 失くしたときの備えは

A. 鍵、暗号化、遠隔での消去です。買った日に設定してください。

まとめ

持ち出す端末は、据え置きとは別の基準で選んでください。外でやることを絞れば、性能より軽さと丈夫さに配分できます。重さは一・五キログラムが分かれ目。天板とちょうつがいと端子の口を見て、業務用の中古を候補に入れる。電池は仕様の六割で見積もり、かばんと運び方を変えれば事故は減ります。紛失の備えは買った日に設定し、壊れたときの手順まで決めておいてください。