BUSINESS COLUMN
人前に出る日の支度。配る記念品と、通販で注文する一着
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人が集まる場に出る日は、配る記念品と着ていく服を同じ締め切りで用意します。通販で注文して届くまでの日数から逆算する順番を見ていきます。
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来月、取引先の周年の会に呼ばれています。人が集まる場に出るのは二年ぶりです。
用意するものが二つあります。一つは、席で渡す小さな品。もう一つは、自分が着ていく服です。前に着たジャケットを出したら、肩が合わなくなっていました。どちらも当日に慌てて買いに行くと、たいてい妥協した中身になります。
人前に出る日は、準備が二方向ある
配るものと、身につけるもの。この二つは別々に用意しがちですが、締め切りは同じ日です。
しかもどちらも、作るのに日数がかかります。名入れの品は入稿から一週間から十日、体に合わせて仕立てる服は二週間から一か月。逆算すると、動くのは今日です。
先に日数の長いほうから手を付けます。服が先、配るものが後、という順番になります。
当日に慌てて買いに行くと、たいてい妥協した中身になります。店に在庫のあるものから選ぶことになるためです。
しかも、その日限りのものになります。次の機会にも使えるものを選んでおけば、同じ支度を毎回することがなくなります。一度そろえてしまえば、次からは確かめるだけで済みます。
何を渡すかを先に決める
金額から入らないことです。「相手が持ち帰って困らないもの」から考えます。
会場から電車で帰る人に、かさばるものは渡せません。手のひらに収まって、家か職場のどちらかで使えるものが残ります。

記念品として長く持ってもらいたい場合だけ、少し重くて構いません。ただし相手の好みが読めないなら、消耗品のほうが安全です。
少ない数で名入れを頼む
十個、二十個という数だと、断られる先が多くあります。版を作る費用が数に対して重くなるためです。
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は一個から名入れで作れるので、会に持っていく分だけを頼んで、余りを抱えずに済みます。
デザインは凝りすぎないことです。色数を増やすほど単価が上がり、小さい面では潰れます。社名と、あって連絡先くらいで足ります。
配る予定の数に、予備を二割足しておきます。当日に人が増えるのはよくあることです。
渡すのは、会が始まる前か終わりぎわかを決めておきます。始めに渡すと、その人は最後まで持ち歩くことになります。かさばるものなら、帰りぎわのほうが親切です。
包装は簡単でいいです。中身が見えないことと、そのまま持ち帰れることの二つが満たせれば足ります。凝った包みは、開けるのが面倒なだけです。
着ていくものを見直す
体型は静かに変わります。二年前に合っていた服は、いま合わないことのほうが多いです。
会場で気になるのは三か所だけです。肩の位置、袖の長さ、腰まわり。ここが合っていれば、生地の値段はほとんど見られません。

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は採寸した数値をもとに一着ずつ縫うネット注文の仕組みで、店に行く時間が取れなくても頼めます。
自宅で測るときは、いま持っている服のうち、いちばん体に合う一着を平置きにして測るのが確実です。体に巻き尺を当てるより、ずれが少なくて済みます。
測った数字は、紙に残して取っておきます。次に頼むときにそのまま使えますし、体型が変わったかどうかも比べられます。
色は、写真で見たものより実物のほうが暗く出ます。会場の照明の下でどう見えるかまでは分かりませんが、迷ったら濃すぎないほうを選ぶと外れません。
靴も一緒に見ておきます。上を仕立てても、足元が古いままだとそこに目が行きます。
値段と届く日から逆算する
通販で頼むものは、値段より先に「いつ届くか」を見ます。安く買えても間に合わなければ意味がありません。
仕立てるものは、注文から二週間から一か月。名入れの品は一週間から十日。どちらも繁忙期は延びます。
届いたら、その日のうちに開けて確かめます。直しが要る場合、そこからさらに一週間かかるためです。
服は、届いた日に一度着ます。畳んだ状態では分かりません。座ってみて、腕を上げてみて、そこで初めて気になる箇所が出てきます。
名入れの品は、一つ開けて中身まで確かめます。箱の外から見えるのは印刷の位置だけで、本体の傷や動作までは分かりません。
当日に持っていくものを一覧にする
前日の夜に用意すると、必ず何かを忘れます。一週間前に紙へ書き出しておきます。
書くのは、渡すもの、着るもの、持ち物の三つに分けます。持ち物には、名刺と、渡すものを入れて運ぶ袋が入ります。
袋は意外と抜けます。百十個を裸で持っていくことになって、当日の朝に慌てる人が多いです。
会場で余ったものをどう持ち帰るかも、先に決めておきます。行きより荷物が減るとは限りません。
次の機会に回せる形にする
一度きりで終わらせないほうが、結局は安く付きます。
配るものは、日付や会の名前を入れないでおきます。そうすれば余りを次の展示会や来客に回せます。販促の場面ごとに作り直すより、共通のものを一つ持っておくほうが手間もかかりません。
服は、着たあとに何が窮屈だったかを一行だけ書き残します。次に頼むとき、その一行が寸法の調整に効きます。
よくある質問
Q. 渡す品はいくらくらいが適当ですか
A. 金額より、持ち帰りやすさと使い道です。会場から電車で帰る人が困らない大きさで、家か職場のどちらかで使えるものを選びます。
Q. 十個だけでも名入れは頼めますか
A. 頼めます。一個から受ける先があります。少数の場合は色数を抑えると、単価の上がり方が緩やかになります。
Q. 服の採寸は自分でできますか
A. できます。いま持っている服のうち、いちばん体に合う一着を平置きにして測るほうが、体に巻き尺を当てるより正確です。
Q. どのくらい前から動けばいいですか
A. 仕立てるものは一か月前、名入れの品は二週間前です。届いてから直しが要る場合を見て、さらに一週間見ておくと安心です。
まとめ
人前に出る日は、配るものと着るものの二方向を同じ締め切りで用意します。
日数の長い服から先に手を付け、名入れの品は数と予備を決めてから頼みます。
渡す品は持ち帰りやすさで選び、日付や会の名前は入れずに次へ回せるようにします。
通販で頼むものは値段より届く日を先に見て、届いた日のうちに開けて確かめてください。
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