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BUSINESS COLUMN

動画編集を学んで副業にする。受講から広告収入までの順番

公開 ・ 更新

教材が途中で止まる理由と、学ぶ順番の組み直し方。受講する講座の選び方、修了後に仕事へつながるかの見方、値段のつけ方と続ける仕組みまで書いています。

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

動画を作れるようになりたい、という気持ちだけで教材を買いました。半分ほど見て、止まっています。

止まった理由ははっきりしていて、作ったものを誰に見せるのかが決まっていなかったからです。学ぶことと、それが収入になることは、地続きのようでいて別々の設計が要ります。順番を組み直します。

何のために覚えるのかを、先に一行で書く

「動画編集ができるようになる」では続きません。もう一段、具体にします。

自分の商売の紹介を作るのか、人から頼まれて作るのか、自分の媒体に載せて広告収入を得るのか。この三つは、覚える範囲がまったく違います。頼まれて作るなら納期と修正の作法が要りますし、自分の媒体に載せるなら題材の探し方が要ります。

決めてから教材に戻ると、飛ばしてよい章が見えます。

副業として成り立つ形を、二つ用意する

一つの形だけに賭けると、うまくいかなかったときに全部が止まります。

作って納める仕事と、自分の媒体に載せる形。この二本立てにしておくと、片方が止まっても手が動きます。自分の媒体のほうは、伸びるまで時間がかかるかわりに、あとから効いてきます。

媒体側で回すなら、登録だけ先に済ませておいてください。サイト・SNSの収益化なら【A8.net】 のようなアフィリエイトの仲介を通しておくと、作った動画や記事の内容に合う広告主を後から選べます。

日の差す集合住宅の外観

最初の三本は、短くて完成するものにする

長い作品を一本作ろうとすると、途中で止まります。

一分以内で完結するものを三本。それだけで、切る、つなぐ、字幕を入れる、音を整えるという基本が一通り通ります。凝った演出は、そのあとで足せばいい。完成した経験が三回あると、四本目からの速度が変わります。

作ったものは、たとえ拙くても人が見られる場所に置いてください。手元に置いたままだと、直す理由が生まれません。

教材は、手を動かす形のものを選ぶ

見るだけの教材は、見終わっても作れるようになりません。

課題があって、提出して、直される。この形が入っているものを選んでください。テキストを読み進めるだけの構成だと、分かった気になって終わります。自分で判断できないうちは、直してくれる人がいるかどうかが大きい。

受講の前に、途中で質問できる窓口があるかも確かめてください。詰まったときに一週間止まるのがいちばんの損失です。

学んだ先に仕事があるかを確かめる

覚えても、仕事の取り方が分からなければ収入になりません。

講座を選ぶときは、修了したあとの導線を見てください。【募集中】学びを動画にする専門職「動画教材エディター養成コース」 は資格の認定と顧客の紹介、報酬の仕組みまでが一つになっているので、覚えた技術をそのまま案件へつなげる形になっています。教える側が仕事の出口まで持っているかどうかは、選ぶときの分かれ目です。

紹介があっても、実際に受けるかどうかは自分で決められます。出口が用意されていること自体に意味があります。

高層の集合住宅の外壁

値段のつけ方を、時間から逆算する

最初の案件で値段を聞かれて、答えられずに安く受けてしまう人が多い。

一本にかかる時間を測ってください。素材の受け取り、編集、書き出し、修正の対応まで含めた実時間です。そこに自分の時給を掛ければ、下限が出ます。下限を割る仕事は受けない。これだけ決めておけば、消耗する案件を避けられます。

修正の回数も先に決めます。二回まで無料、それ以降は別料金。ここを書いていないと、際限がなくなります。

続ける仕組みを、生活の側に作る

勤めのかたわらでやるなら、時間は自分で作るしかありません。

週に何曜日の何時、と決めてください。空いた時間にやる形は続きません。一回二時間より、三十分を四回のほうが定着します。素材の整理だけの日があっても構いません。

家族がいるなら、始める前に話しておいてください。あとから時間を削ると、そこが摩擦になります。

素材の権利を、案件ごとに確かめる

音楽も、書体も、映像の素材も、使ってよい範囲が決まっています。

無料で配られているものにも、商用で使えるか、広告に載せてよいか、という条件が付いています。納めたあとで指摘されると、直すのは自分です。使う前に一度読んで、案件ごとに使った素材を記録に残してください。

依頼された素材についても、権利がどちらにあるかを最初に確認しておく。渡された写真がそもそも使えないものだった、という事故は珍しくありません。

作ったものを、まとめて見せられるようにする

一本ずつ送るのでは、相手に手間をかけます。

三本から五本を並べた場所を一つ用意して、そこを見せる形にしてください。凝った作りは要りません。何を頼まれて、どこを工夫したかを一行ずつ添えるだけで、判断してもらえます。

見せる相手によって、並べる順を変えると効きます。飲食の相手には飲食の事例を先頭に置く。それだけのことで、話が早く進みます。

半年で、続けるかを決め直す

半年やって収入がゼロでも、失敗ではありません。ただ、続ける理由は言葉にしてください。

かけた時間、教材の費用、返ってきたもの。この三つを並べて、それでも続けるかを決める。技術そのものは残るので、別の形で使う道もあります。自分の商売の紹介を自分で作れるだけでも、外注の費用は消えます。

副業の収入は、額によって申告の扱いが変わります。年の途中で一度、税理士か税務署に確かめておくと安心です。

よくある質問

Q. どの教材から始めますか

A. 課題の提出と添削がある形を選んでください。見るだけの教材は身につきません。

Q. 機材は最初から必要ですか

A. いま使っている機械で始めて構いません。重くて止まるようになってから考えてください。

Q. 仕事はどこから来ますか

A. 修了後の紹介がある講座を選ぶか、作ったものを人が見られる場所に置いておくかです。

Q. いくらで受ければよいですか

A. 実時間に自分の時給を掛けた額を下限にしてください。修正の回数も先に決めます。

まとめ

何のために覚えるのかを一行で決めてから教材に戻ってください。納める仕事と自分の媒体、二つの形を用意すると片方が止まっても続きます。最初の三本は一分以内で完成するものにする。教材は課題と添削がある形を選び、修了後の出口があるかも見る。値段は実時間から逆算し、修正の回数を先に決める。半年たったら、費用と時間と成果を並べて決め直してください。