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職場に食べ物の定期便を入れる。福利厚生として続く形にする

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つまずくのは置くものではなく運用です。費用の負担、置き場所、片付ける人、余ったときの扱いを先に決める。量の絞り方と半年後の見直し方を書いています。

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職場に果物を置き始めたのは、昼を抜く人が何人かいたからです。半年続いて、今も続いています。ただ、最初の二か月は毎週のように誰かが文句を言っていました。

置くものより、運用の決め方でつまずきます。誰が払い、誰が片付け、余ったらどうするか。今回は、その決め方を書きます。

置く前に決めることが四つある

決めておくのは、費用の負担、置き場所、片付ける人、余ったときの扱いです。この四つを決めずに始めると、必ずもめます。

うちは費用だけ決めて始めました。残り三つで二か月もめた形です。

費用は、会社が全額持つのか、一部を集めるのかで、扱いが変わります。福利厚生として出す場合の税務上の扱いは、経理か税理士に確認してください。

置き場所は、通り道にすること。給湯室の奥に置くと、存在を忘れられます。

箱詰めされた野菜

片付ける人を決めないと止まる

これがいちばん大事でした。届いた箱を開ける人、傷んだものを捨てる人が決まっていないと、二か月で終わります。

うちは当番制にしました。週替わりで一人、五分の作業です。

当番の内容も紙にしています。箱を開ける、傷んだものを捨てる、空き箱をたたむ。三行だけです。

誰か一人の善意でやっていると、その人が休んだ週に止まります。当番にすると止まりません。

何を置くかは「手を汚さないもの」から

置くものは、味より扱いやすさで選びます。皮をむく必要があるもの、汁が出るものは向きません。

そのまま食べられるもの、包装が個別のものが続きました。逆に、切り分けが要るものは残ります。

収穫物を運ぶ人

生鮮のものを入れるなら量を絞る

野菜や果物を入れると、明らかに評判は良い。ただし、量を間違えると捨てることになります。

朝に収穫した野菜を当日発送する朝穫り新鮮 産地直送無農薬野菜 のような形は、鮮度が高いぶん、置いてある期間の見栄えも保ちます。ただし日持ちが長いわけではないので、届いてから三日で無くなる量に絞るのがこつです。

うちは十五人で、最初に頼んだ量が二倍でした。今は半分にしています。

残りそうな日は、夕方に声をかけて持ち帰ってもらいます。捨てるより、ずっと気分がいい。

日持ちするものを一種類混ぜる

生鮮だけにすると、届かない週に何も無くなります。日持ちするものを一種類混ぜておきます。

温めるだけで食べられる玄米を扱うアルファー食品 のようなものは、常温で置ける期間が長いので、生鮮が切れた日の昼食を埋められます。災害用の備蓄を兼ねられるのも、置いておく理由になりました。

備蓄として置くなら、期限の管理を当番の作業に足します。年に二回、期限を見て入れ替える日を決めておきます。

食べずに置きっぱなしにすると、備蓄の意味がありません。半年に一度、実際に食べる日を作っています。

間食として使われることが多いので、一人ぶんの量が小さいものを選びます。大袋は開けたあとの管理が面倒です。

続いたかどうかを半年で見る

半年たったら、続けるかどうかを一度だけ見直します。ずっと続ける前提にしないほうがいい。

見るのは三つです。実際に減っているか、捨てた量、そして当番の負担です。

うちは捨てた量が最初の月の三分の一になっていました。量が合ってきた証拠です。

減っていないなら、置くものが合っていません。人が変われば合うものも変わるので、聞いてから決めます。

置き場所と衛生の決めごと

置く場所には、机の上ではなく専用の台を用意します。書類の横に置くと、こぼしたときに困ります。

直射日光の当たる窓際は避けます。夏場は半日で状態が変わります。

取る道具を一つ置いておくと、手で触る回数が減ります。トングか、個包装のものにするかのどちらかです。

近くに手を洗える場所があるかも見ます。無い場合は、消毒のものを横に置きます。

夏場は、置く量をさらに減らします。同じ量でも、傷む速さが違います。

食中毒を出すと、その時点で運用は終わります。手間の少ない形にしておくのが、続けるための条件でした。

置いたあとに何が変わったか

半年たって、はっきり変わったのは二つです。昼を抜く人が減ったことと、雑談が増えたことでした。

抜く人は二人から一人になりました。近くに合うものが無いという理由が、少し解消された形です。

雑談は、置き場所の前で立ち止まる時間が生まれたためだと思います。狙っていた効果ではありません。

一方で、減らなかったものもあります。切り分けの要るものは、半年通して残りました。

費用は一人あたり月に千二百円ほどで落ち着きました。始める前の見積もりより安い。

数字と、実際に起きたことを両方記録しておくと、続けるかどうかの話が短く済みます。

記録は当番の紙に足しています。週に一行、減ったか余ったかを書くだけです。

人数が増減したときは、そこで一度量を見直します。人が三人増えた月に、そのままの量で足りなくなりました。

よくある質問

Q. 始める前に何を決めればいいですか

A. 費用の負担、置き場所、片付ける人、余ったときの扱いの四つです。片付ける人を決めないと二か月で止まります。当番制が続きました。

Q. 費用は会社が持つべきですか

A. 全額持つか一部を集めるかで扱いが変わります。福利厚生として出す場合の税務上の扱いは、経理か税理士に確認してください。

Q. 量はどう決めますか

A. 届いてから三日で無くなる量に絞ってください。うちは十五人で最初に頼んだ量が二倍でした。残りそうな日は持ち帰ってもらっています。

Q. 備蓄を兼ねられますか

A. 常温で日持ちするものを一種類混ぜておけば兼ねられます。ただし期限の管理を当番の作業に足して、半年に一度は実際に食べてください。

まとめ

置くものより、運用のほうでつまずきます。費用の負担、置き場所、片付ける人、余ったときの扱い。この四つを先に決めてください。特に片付ける当番を決めないと、二か月で止まります。生鮮を入れるなら三日で無くなる量に絞り、日持ちするものを一種類混ぜて切れた日を埋める。備蓄を兼ねるなら期限の入れ替えまで当番の作業にします。半年たったら、減り方と捨てた量と当番の負担を見て、続けるかを決め直してください。