BUSINESS COLUMN
Web集客の担当を育てるか、外に頼むか。研修から考える
公開 ・ 更新
兼務で始めて誰も見なくなる、という終わり方が多い分野です。社内で学ぶ場合に何をどの順で受講するか、外注に出す場合に何を教えておくかを、費用と時間で比べます。
本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

サイトからの問い合わせを増やしたい、という話になったとき、最初に決まらないのが担当です。誰かの兼務で始まって、半年後には誰も見ていない。この形が本当に多いです。
社内で育てるのか、外に出すのか。どちらでもよいのですが、決めずに始めると必ず止まります。
兼務で始めるなら時間を先に切る
「手が空いたときにやってください」は、手が空かないので永遠に始まりません。
週に何時間をこれに使うかを、先に切ります。三時間でも構いませんが、その三時間は他の仕事を入れないと決めます。
切った時間を評価にどう反映するかも決めます。本業の数字だけで測られるなら、誰も本気で取り組みません。
半年やって成果が出なければ、時間の切り方を疑います。本人のやる気の問題にすると、次の担当も同じ結果になります。

社内で育てる場合の順番
いきなり広告の運用から入ると、費用だけが出ていきます。順番があります。
最初は、いま来ている問い合わせがどこから来ているかを調べるところからです。ここを飛ばして施策を始める人が多いのですが、現状が分からないまま打つと当たったかどうかも分かりません。
次に、既存のページを直します。新しく作るより、いま人が来ているページを直すほうが早く効きます。
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は実際の広告アカウントを触りながら進めるスクールで、受講の途中から自社の案件に手が出せます。教材を読むだけの形と比べると、身に付く速さが違います。

外注に出す場合に決めておくこと
外に出す場合でも、丸投げはできません。何を売っているか、誰に売りたいかを説明できるのは社内の人だけです。
最初の三か月は、こちらの説明に時間がかかります。ここを惜しむと、当たり障りのない施策しか返ってきません。
契約の前に、報告の頻度と中身を決めます。数字だけ並んだ月次報告が届いても、次に何をするかは決まりません。
外注先を変えるときに何が残るかも確認します。アカウントや記事の所有が向こうにあると、乗り換えた瞬間にゼロからになります。
一人に集中させない
担当が一人だと、その人が辞めた時点で何も残りません。この分野はとくにそうなりやすいです。
やったことと理由を残す形にします。数字の記録だけでなく、なぜその判断をしたかを一行添えます。
卒業後も教材を見られる形の講座を選ぶと、次の人が同じところから学べます。動画や机上学習ではなく実務に触れることができます【Wannabeアカデミー】
のように受講後の期限が長いものを選んでおくと、担当が代わったときの引き継ぎが軽くなります。
何を成果とするかを先に決める
アクセスの数を目標にすると、数だけ増えて問い合わせが増えない、という結果になりがちです。
見るのは、問い合わせの件数と、その中で商談になった割合です。この二つが動いていれば、アクセスが減っていても問題ありません。
目標は三か月では動きません。半年から一年で見ます。ここを短く切ると、当たっていた施策を途中で止めることになります。
費用のかけ方
最初から広告に大きく出さないことです。今あるページを直すほうが、費用に対する効きがよいです。
広告を使うなら、少額で試して当たりを見ます。月に数万円でも、どの言葉で人が来るかは分かります。
制作を頼むときは、作って終わりの契約にしないほうがよいです。公開した後に直す前提で、直す作業を含めた形にします。
やめどきを決めておく
続けても効かない施策はあります。始めるときに、いつまでにどうなっていなければやめるかを決めておきます。
やめる判断ができないと、効いていないものに人の時間が固定されます。この分野で一番よくある損の出方です。
やめたことも記録に残します。三年後に同じ提案が来たとき、なぜやめたかを説明できます。
問い合わせが来た後を整える
人が増えても、来た後の対応が悪ければ意味がありません。ここを直すほうが、集客を増やすより費用がかかりません。
返信の速さがいちばん効きます。翌日になると、その間に他社へ行っています。当日中に一次返信を返す形を作ります。
返信の文面は用意しておきます。毎回一から書いていると、忙しい日ほど遅れます。定型を三種類作り、その日の状況に合わせて足すだけにします。
フォームの項目も見ます。入力が十項目あると、そこで半分が離脱します。名前と連絡先と用件の三つで足りることがほとんどです。
誰が受けるかも決めておきます。全員に届く設定にすると、全員が誰かが返すと思って誰も返さない、ということが起きます。当番を決めて、返した記録を一行残します。
よくある質問
Q. 兼務と専任のどちらがよいですか
A. 規模によります。兼務で始めるなら、週に使う時間を先に切り、その時間は他の仕事を入れないと決めてください。切らなければ始まりません。
Q. 社内で育てるのと外注では、どちらが安いですか
A. 一年で見ると社内のほうが安いことが多いですが、立ち上がりは遅いです。急ぐなら外注、続けるなら社内という分け方が現実的です。
Q. 何から手をつければよいですか
A. いま来ている問い合わせがどこから来ているかを調べるところからです。現状が分からないまま施策を打つと、当たったかどうかも判断できません。
Q. 成果はいつごろ出ますか
A. 半年から一年で見てください。三か月で判断すると、効き始めていた施策を止めることになります。
まとめ
兼務で始めるなら、週に使う時間を先に切ります。切らなければ始まりません。
最初にやるのは、いまの問い合わせがどこから来ているかの調査です。
外注でも丸投げはできません。説明に時間をかけ、所有の所在を契約前に確認します。
担当を一人に固定しません。判断の理由を一行残し、教材を長く見られる形を選びます。
見る数字は問い合わせの件数と商談になった割合です。半年から一年で判断します。
来た後の対応を先に整えます。当日中の一次返信と、三種類の定型文を用意します。
始めるときに、やめる条件も決めておきます。効いていない施策に人の時間が固定されるのが、この分野で一番よくある損の出方です。
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