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BUSINESS COLUMN

在宅用の机と椅子は買うか借りるか。試してから決める順番

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家で仕事をする日が増えると、食卓では体がもちません。家具をいきなり買わず、短期のレンタルで一か月試してから決めると、置き場所と高さの見込み違いが減ります。

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家で働く日が週に二日を超えたあたりから、食卓での作業がつらくなります。椅子の高さも机の奥行きも、食事のために作られているからです。

かといって、専用の机と椅子をいきなりそろえるのも気が重い。部屋が狭くなりますし、来年も同じ働き方をしているとは限りません。

買うか、借りるか。どちらが正しいという話ではなく、決め方の順番があります。

何日使うかで答えが変わる

週に一日なら、食卓で十分です。折りたたみの台を出して、終わったらしまう形で回ります。

週に三日を超えるなら、出しっぱなしにできる場所を作ったほうが結果的に長く使われます。毎回出し入れする形は続きません。

まず、この先半年の予定を見ます。日数が読めないうちに家具をそろえると、部屋に合わない大きさのものが残ります。

ノートとペン

買うなら寸法から決める

奥行きは六十センチあると、画面と手元の書類が両方置けます。四十五センチでは、紙を広げた時点で狭くなります。

椅子は後ろに引く余白が要ります。壁から机の前面まで、椅子の分を足して測ります。

高さは、肘が直角になる位置が目安です。合わなければ足元に台を置いて調整します。

部屋に置いた姿で選ぶ

寸法が合っていても、色と高さがちぐはぐだと部屋が狭く見えます。

「今日から見つける理想の暮らし」おしゃれ家具・インテリア通販【暮らしのデザイン】 のように部屋に置いた状態の写真を並べている店だと、大きさの感覚をつかんでから注文できます。棚や照明も同じ系統でそろえられます。

床に紙を貼って実寸を取ってから注文します。届いてから大きすぎたと気づく事故が、これで減ります。

一か月借りて試す

高さも奥行きも、実際に使ってみないと分かりません。

家電・家具レンタルの「かして!どっとこむ」 のように机と椅子を月ごとに借りられる形なら、届いた翌日から本番の環境で試せます。合わなければ返して、別の大きさに替えられます。

借りているあいだに、置き場所と配線と明かりの当たり方まで見ておきます。ここで分かったことが、買うときの条件になります。

開いたノートと文具

一時的な事情なら借りきる

工事で数か月だけ家を離れる、繁忙の時期に人が増える、家族が一時的に同居する。こうした事情なら、借りたまま終わらせるほうが安く済みます。

貸し出しの契約は最短の期間が決まっていることが多いので、そこだけ先に確かめます。

返すときの送料と、傷が付いた場合の扱いも読んでおきます。

明かりを一つ足す

天井の照明だけだと、手元に影ができます。書き物をする人ほど効きます。

机の左右どちらに置くかは、利き手の反対側です。右利きなら左に置くと、手の影が紙にかかりません。

画面を使う時間が長いなら、明るさを落とせるものにします。夜に強い光を浴びると、そのあとの寝つきに響きます。

会社が負担するかを決めておく

人を雇っている側なら、どこまで出すかを紙に書いて渡します。曖昧なまま運用すると、後から必ず揉めます。

金額の上限を決める、対象の品目を決める、返却の扱いを決める。この三つがあれば足ります。

貸与にするか支給にするかで、辞めるときの扱いが変わります。返してもらう前提なら、最初にそう伝えておきます。

仕事とそれ以外を切り替える

同じ部屋で寝て働くと、区切りがつきません。机の向きを変える、終わったら画面を伏せる。それだけでも違います。

終わる時間を決めておきます。区切りがつくまでやろうとすると、区切りは来ません。

家族と過ごす時間に机が視界へ入らない配置にできると、気持ちの上でも楽になります。

収納を先に決めると机が片付く

机の上に物が出ているのは、しまう場所がないからです。棚を一つ足すだけで、天板の広さが実質的に増えます。

引き出しは、座ったまま開けられる位置に置きます。立たないと出せない場所の物は、そのうち机の上に出しっぱなしになります。

紙を扱うなら、立てて入る幅を作ります。積む形にすると、下の一枚が出てきません。

家族と共有する部屋の場合

食卓を使い続けるなら、道具をまとめて一つの箱に入れます。始めるときに出して、終わったらしまう形です。

箱に入りきらない量になったら、そこが専用の机を持つ合図です。量が判断の材料になります。

椅子だけ先に替える方法もあります。食卓の椅子を作業に耐える物に替えるだけで、続けられる時間が変わります。

借りるときに確かめること

最短の契約期間と、延長の条件を見ます。一か月のつもりが半年の縛りだった、という行き違いを防げます。

搬入と設置をどこまでやってもらえるかも聞きます。大きい机を一人で組み立てるのは、思ったより大変です。

返すときの送料と、傷が付いた場合の扱いも先に読みます。ここを読まずに借りると、返す段になって費用が増えます。

一年たったら見直す

働き方が変わっていれば、必要な道具も変わります。年に一度だけ、いまの形が合っているかを見ます。

使っていない家具があれば、手放すか外の置き場へ移します。部屋の中に残しておく理由はありません。

そのとき、椅子のねじの緩みも見ておきます。座面がぐらつく原因のほとんどは、ここです。

中古と譲り受けという手

事務所を畳んだ先から什器が出回ることがあります。金額は新品の半分以下になることもあります。

見るのは、天板の傷より脚のぐらつきです。がたつく机は、そのまま使い続けられません。

運び込みの費用がかかる場合もあります。本体の金額だけで比べないようにします。

手放すときのことも考える

大きい家具は、捨てるときに費用がかかります。買うときに、その分まで含めて考えます。

分解できる形なら、運び出しが楽になります。組み立て式かどうかは、処分のしやすさにも効きます。

事業で使っていた机や椅子は、家庭ごみとしては出せません。業者か自治体の窓口を使います。

よくある質問

Q. 買うのと借りるのはどちらが安いですか

A. 使う期間で決まります。一年を超えて使うなら買うほうが下がり、数か月なら借りるほうが安く済みます。

Q. 部屋が狭くて机が置けません

A. 幅より奥行きを優先してください。幅が狭くても奥行きが六十センチあれば、作業は成立します。

Q. 試さずに買って失敗しました

A. 高さの合わない机は、椅子と足元の台で調整できます。それでも合わなければ、次は短期で借りてから決めてください。

Q. 家族の目が気になります

A. 向きを変えるか、視線の抜ける壁側に寄せてください。仕切りを一枚立てるだけでも変わります。

まとめ

この先半年で何日使うかを先に数えます。読めないなら一か月借りて試し、そこで分かった寸法で買う。明かりを一つ足し、終わる時間を決める。この順で進めれば、部屋に合わない家具を抱え込まずに済みます。