AmazonLinuxでpyenvを利用してPython3.6の仮想環境の構築(Vagrant) - 株式会社CoLabMix

AmazonLinuxでpyenvを利用してPython3.6の仮想環境の構築(Vagrant)

今回は AmazonLinux の Vagrant環境で、python3.6 を利用してみたいと思います。

Amazon Linuxではデフォルトで python2.7 がインストールされています。

Lambdaなどでは python2.7 と python3.6 がサポートされていますが、特に何もなければ3.6を利用したいところです。

そこで、pyenv を使って、バージョンの切り替えができる仮想環境の作成をしてみます。

尚、今回はVagrantの環境を使ったAmzon Linuxでの構築になります。

 

インストールに必要なパッケージの導入

まず、環境構築に必要なパッケージを一括導入します。

 

virtualenvの環境構築

次にvirtualenvのインストールを行います。

 

こちらで仮想環境を作ると python2.7 での環境が構築されます。

今回は python3.6 での仮想環境を作りたいのでpyenvをインストールして行きます。

 

pyenvのインストール

以下の手順でインストールを行います。

 

最後に vagrant での権限設定をしていますが、こちらを入れないと、この後に書き込みエラーが起こります。

vagrant環境でない場合は、適したユーザーでの設定となります。

次に環境変数の設定を行います。

 

これで pyenv を利用する準備は整いました。

インストール可能な python のバージョンを確認してみます。

 

次に pyenv で python3.6 のインストールを行います。

 

インストールだけではバージョンは変わらないので確認です。

 

次に利用するバージョンの切り替えを行います。

 

こちらで無事に python3.6 が利用可能になりました。

 

pyenv-virtualenvの追加

さて、その python を仮想環境で利用できるようにするために以下の設定を行います。

 

プラグインを入れたので環境変数の読み込みをします。

 

こちらで無事に仮想環境での pytnon3.6 の利用が可能になりました。

以下で python3.6 の環境構築を行います。

 

ここまでで無事仮想環境で python3.6 を利用する準備が整いました。

 

パッケージのインストール

最後に仮想環境でパッケージのインストールをしてみます。

上記で無事、パッケージがインストールされました。
(2.7系だと pip で pandas のフォルダはできないので)

 

尚、フォルダに仮想環境が適用されているので、仮想環境から抜けるには上の階層のフォルダなどに移動します。

 

あくまで開発の準備段階ですが、環境構築が実施できました。

 

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