sshキーの作成と認証についての手順を記載します。
公開鍵と秘密鍵を作成。
まず、以下で鍵を入れるフォルダへ移動し、鍵を生成します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
$ cd ~/.ssh $ ssh-keygen Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/Users/ユーザー名/.ssh/id_rsa): (任意) 鍵の保存先 Enter passphrase (empty for no passphrase): (任意) パラフレーズを入力 Enter same passphrase again: (任意) もう一度パラフレーズを入力 Your identification has been saved in id_rsa. Your public key has been saved in id_rsa.pub. |
ssh_keygenを実行すると上記のような文章が表示されますが、3回エンターを押せばid_rsaとid_rsa.pubの2つの鍵が生成されます。
lsコマンドでid_rsa(公開鍵) と id_rsa.pub(秘密鍵) が生成されているか確認します。
1 2 3 4 |
$ ls id_rsa id_rsa.pub known_hosts |
接続先での設定
サーバー側での設定をします。
authorized_keysが必要なため、なければ作成し、公開鍵を入れます。
1 2 3 4 5 6 |
$ cd ~/.ssh $ touch authorized_keys $ mv id_rsa.pub ~/.ssh/authorized_keys $ chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys |
chmod 600でアクセス権を所有者のみにします。
.ssh/configの設定
.ssh/configの中にあらかじめホスト名・ユーザ名・ポート番号などを記入しておくことで、
ssh経由での接続を簡易に行うことができるようになります。
~/.ssh/configを編集します。(ない場合は下記コマンドで新たに作成されます)
1 2 3 |
$ vi ~/.ssh/config |
ファイルが開いたら以下のように内容を記入します。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
$ vi ~/.ssh/config Host 接続コマンド名(任意の名前)(例:hogehoge) HostName ホスト名 User ユーザー名 IdentityFile ~/.ssh/id_rsa Port ポート番号 |
chmod 600でアクセス権を所有者のみにします。
1 2 3 |
$ chmod 600 ~/.ssh/config |
例えばHost名にhogehogeとした場合、
次のようにコマンドを実行すれば接続することができるようになります。
1 2 3 |
$ ssh hogehoge |
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログは株式会社CoLabMixによる技術ブログです。
GCP、AWSなどでのインフラ構築・運用や、クローリング・分析・検索などを主体とした開発を行なっています。
Ruby on RailsやDjango、Pythonなどの開発依頼などお気軽にお声がけください。
開発パートナーを増やしたいという企業と積極的に繋がっていきたいです。