RedHatLinux8でのRDXメディアのフォーマット - 株式会社CoLabMix

RedHatLinux8でのRDXメディアのフォーマット

今回はRedHatLinux8でRDXメディアをフォーマットする方法を記載します。

RDXは「Removable Disk Exchange system」の略となり、テープデバイスのような形でメディアの出し入れができる装置となります。

実際のメディアは2.5インチHDDをカートリッジ化することで持ち運びなどに便利なメディアでのバックアップを行うことができます。

数TBのデータをバックアップできるので非常に大きなサイズでのデータの保存媒体として使うことができます。

 

RDX装置の取り付け

まずRDX装置の取り付けを行います。

RedHatoの環境で取り付けを行いましたが最初と次が取り付け前後のデバイスの様子です。

 

RDXメディアを入れてマウントしてみる

上記で取り付けたRDX装置にRDXメディアを入れてみます。また/mnt/rdxに初期状態でマウントしてみます。

上記のようにマウントの段階でエラーが出ました。

多くのRDXメディアは初期状態ではNTFSのファイルシステムとなっているため、Linux系で利用するためにはフォーマットの処理が必要となります。

fdisk によるメディアのパーティションの変更

以下によりfdiskを使ってメディアのパーテションの作成を行います。

基本パーテションを作成し書き込みを行なっています。

 

ファイルシステムの作成とマウント

最後にファイルシステムを作成し、利用可能なようにマウントを行います。

こちらで「/mnt/rdx」としてOSからの利用が可能となりました。

今回は500GBのDiskですが5TBなどの製品もあるようですので、圧縮しながらのバックアップなど実施すればかなりのサイズのバックアップが可能となります。

また、以下の手順でフルバックアップとリストアも実施できます。

 

 

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