今回は、Tableau Desktopを使い、ダッシュボードの編集を行いたいと思います。
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★参考
「Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック ~データ加工からダッシュボード作成まで~」松島七衣著
環境
Tableau Server のバージョン: 2020.1.9 (20201.20.0913.2109) 64ビット
MacOS バージョン:10.15.7(19H2)
今回は編集するデータとして、
Tableau Desktopに同梱されているサンプル ワークブック「スーパーストア.xls」を使用して操作しようと思います。
まず、素材として以下の3種類のチャートを作成しました。
ダッシュボードについて
有益なインサイトを得るには、シートをいかに組み合わせるかが重要です。
シートで図表を作成したら、それらをダッシュボードにまとめます。
様々な角度から可視化したシートを組み合わせ、複数のフィルターで絞り込むことで、
新しい気づきを得られるわかりやすいダッシュボード を作ることができます。
それではダッシュボードの編集をしていきましょう。
まず、ダッシュボードを作ります
▼画面下部にあるシート名の右側から「新しいダッシュボード」ボタンをクリックし、
必要に応じてダッシュボードに名前をつけます。
▼新ダッシュボードを作成する画面が表示されたら、最初に画面左上の「サイズ」でダッシュボードのサイズを指定します
ダッシュボードを作成する画面が出たら、
最初に画面左上の「サイズ」でダッシュボードのサイズを指定します。
サイズは自由に設定できますが、今回はドロップダウンで、
「固定サイズ」の「リーガル横(1150px700px)」を選択してみました。
▼ダッシュボードにシートの追加をします
作成しておいた既存のシートはダッシュボードペインの中央にある「シート」から選び、画面上にドラッグ&ドロップします。
※2つ目以降のシートは配置するエリアがグレーで表示されるので、目的の位置でドロップします。
フィルターを他のシートに適応することができます
▼あるシートでかけたフィルターをダッシュボード上で他のシートにも反映できます。
例えば、ダッシュボード上の地図である地域だけを表示させたら、他のシートにもそのフィルターが反映されるように設定できます。
①ダッシュボードの右上にある「地域」の地域のフィルターをクリックし、
上部に現れるツールタブの「▼」>「適用先ワークシート」>「選択したワークシート」
(もしくは「このデータソースを使用する全てのアイテム」をクリック)
※「関連するデータソースを使用する全てのアイテム」や「このデータソースを使用するすべてのアイテム」を選択すると、ダッシュボード 内のシートだけでなく、ワークブック全体で有効になるので、注意が必要です
②手順①で「選択したワークシート」をクリックした場合は、開いた画面でフィルターを適用させたいシートにチェックを入れます。
③OKをクリックして、画面を閉じます。
★フィルターの選択によって、各シートに対象のデータが表示されることが確認できます
シートやオブジェクトの配置方法
シートやオプジェクトをダッシュボード に配置するとき、デフォルトの設定では、
タイルを床に貼り付けるようにそれぞれが重なり合わずに配置されます。
しかし、スペースやレイアウトの都合上、シートやオブジェクトの上にそれらを重ねて配置したいときは、
「浮動」をクリックし、切り替えることでシートやオブジェクトをドロップします。
※ドロップしてから配置方法を変更するには、対象オブジェクト>右に現れるツールタブの「▼」>「浮動」をクリックして行います。
オブジェクトの利用
オブジェクトとは、シートを複数含めるレイアウト用のコンテナや空白や画像を配置するスペースなどのことをさし、
その用途は様々です。
画面左下のダッシュボードペインより利用したいオブジェクトを選び、ダッシュボード上にドラッグ&ドロップし、編集していきます。
オブジェクトを使いこなすと、ダッシュボードをより思い通りに作れるようになります。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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