terraform構築手順〜DynamoDB編〜 - 株式会社CoLabMix

terraform構築手順〜DynamoDB編〜

開発部の「エイジ」です。

今回はterraformを使ってDynamoDBを構築する手順を書きたいと思います。

関連記事

 

terraformとは

公式

HashiCorpが手がける、インフラ構築や設定をコード(テンプレートファイル)を使って自動化するためのツールであり、 Infrastructure as Code を実現するOSSです。

 

DynamoDBとは

AWSが提供するキーバリュー型のマネージドデータストアサービスです。

 

terraformを使用することのメリット

AWS等のGUIで設定せずコードで一気に作成ができ、また消去も再利用もすることができ大変便利です。
まずはTerraformのインストールから行います。

 

Terraformインストール

 

Homebrew でインストールします。

Terraformのバージョン確認


 

AWSの環境構築

今回はAWS CLIを利用するにあたりiamユーザーを作ります。

IAM ユーザーを作る

AWS CLIを使うのでプログラムによるアクセスにも☑️してください。

管理権限をAdministratorAccessにしてください。

無事作成できたら次にAWS CLIをインストールします。

 

AWS CLI

AWS CLIの設定

先ほど制作したiamユーザーの情報を登録します。


一つづづ先ほど作成したiamユーザーから設定していきます。

 

Terraformを作成する。

 

これからDynamoDB作成までを書いていきます。

まずはTerraformのコマンドを記します。

まずはTerraformを書き込むファイルを作成します。

※Terraformは拡張子が.tfのファイルを自動的にテンプレートとして認識してくれます。

 

DynamoDBの宣言

aws_dynamodb_tableを宣言します。

 

 

name テーブル名
billing_mode Dynamoの支払い選択

PROVISIONED:プロビジョニングされたキャパシティーの料金

PAY_PER_REQUEST:オンデマンドキャパシティーモードの料金

デフォルトでPROVISIONED。選択はPROVISIONEDかPAY_PER_REQUEST

read_capacity テーブルの読み取りユニットの数

PROVISIONEDを選んだ場合、必須。

write_capacity テーブルの書き取りユニットの数

PROVISIONEDを選んだ場合、必須。

hash_key
パーテーションキー
range_key
ソートキー
attribute
hash_keyとrange_keyのtypeの指定
type:S, N, or B は 文字, 数値 or バイナリデータ

コマンドを実行します。


実際にAWS上で確かめると作成されています。

 

 

以上になります。お読みいただきありがとうございました。

 

 

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