SublimeText3でリモートのサーバ上にあるファイルを開いたり編集したりする方法です。
rsubではディレクトリ単位を開けないので、ちょっとしたバッチを作ったりの時に便利です。
ディレクトリ単位の編集を行いたい時にはSFTPを利用します。
今回の環境は以下で実施しています。
ローカル | MAC PC |
リモートサーバ | XXX.XXX.XXX.XXX |
リモートサーバのsshポート | 22222 |
リモートサーバのユーザ名 | sample-user |
ローカル環境のSublimeText3にrsubのプラグインを入れる
以下の流れでローカル環境のSublimeText3にrsubのプラグインを入れます。
- まず、SublimeText3を起動した状態で「基本設定」→「Package Control」を選択。
- Install Packageを選択します。
- そこで「rsub」と入力しインストールを実施します。
リモートサーバにrsubをインストール
リモートサーバの「XXX.XXX.XXX.XXX」にログインします。
以下のコマンドでインストールを実施します。
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$ wget -O /usr/local/bin/rsub https://raw.github.com/aurora/rmate/master/rmate $ chmod +x /usr/local/bin/rsub |
ローカル環境のsshの設定を編集
sshの環境設定を行います。
「.ssh/config」を編集して設定ファイルを変更します。
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Host XXX.XXX.XXX.XXX User sample-user HostName XXX.XXX.XXX.XXX Port 22222 RemoteForward 52698 localhost:52698 |
rsubのデフォルトポートの「52698」を設定しています。
複数の人が同時に使用する場合はポートを分けてください。
firewallコマンドなどでポートの変更をする必要もあります。
設定的には上記で完了です。
リモートサーバのファイルを編集してみる
まず、sshでリモートサーバにログインしてからコマンドでリモートのファイルを編集するコマンドをうつとローカルのSublimeText3が開きます。
リモートサーバにsshでログインします。
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$ ssh XXX.XXX.XXX.XXX |
次にリモートサーバ上で、rsubコマンドでファイルを編集します。
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$ rsub filename.txt |
これでローカルのSublimeText3が開けば成功です。
尚、接続を切る場合はSublimeText3のファイルを全て閉じないと接続が切れません。
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